教育方針のご参考に”「学力」の経済学”
エビデンス(根拠)をもって説明、かつ分かりやすい良書。
今更ながら、Amazonランキングでも人気の高い「「学力」の経済学」はオススメです^^
ポイントは以下のとおりです。
・勉強に対するご褒美は「テスト点数」などのアウトプットではなく、「本を読む」「宿題をする」などのインプットに対して与えるべき
・「頭がいいのね」より「よく頑張ったね」が効果的。もともとの能力を褒めると子供たちは意欲を失い、成績が低下し、努力を称賛すれば成績が伸びる。
・”子供の教育に関してすべて親が抱え込む必要はない。困った時は、学校や塾の先生など身近な人に頼ってよい”
・”「どういう学校に行っているか」と同じくらい、「どういう親のもとに生まれ、育てられたか」ということが学力に与える影響は大きい。”
・しつけを受けた人は年収が高い
・非認知能力「やり抜く力」。ペンシルバニア大学のダックワース准教授が発表したGRITです。これについてはまた、別のブログで紹介します。
いかがでしょうか。まだまだ、興味深い内容が載っていますので、是非読んでみてください。また、私の母校であるGLOBIS経営大学院でも著者の中室牧子さんが教育について語っています。とてもいいセッションです。