「使える英語の思考」を手にいれる

Mr. Kayです。

私はみんなに英語を使えるようになってほしい
と本当に思っています。

しかもなるべく短期間に。

これから英語の本質について
話をしたいと思います。

ネイティブ並みに話せるヒトは
どんな能力(チカラ)を持っていて
頭の中で何が起こっているのか?

それは、
私のこれまでの留学や海外での仕事、
その他同時通訳者や翻訳者の友人と話を
まとめて、いろいろ考えた結果、

次の3つのチカラに集約できると思います。

1. イメージするチカラ
2. 単語を瞬発的に出すチカラ
3. 文を作るチカラ

まず、イメージするチカラ。
私自身、英語を学んだばかりのころ、
Can you 〜?で聞かれたら、
Yes, I can. / No, I can’t.など
canで応えようと
頭の中に「文字」でとらえようと努力した。

でも、今、
頭に文字は出てこなくて、
耳から入った情報は、
頭の中で
イメージ(映像)が浮かんでいて、
それを自分で言葉にしている感覚です。

つまり、相手がいったことを
大きくとらえて、
それを自分の知っている文章で話している、
といった感じです。
もちろん、日本語に置きかえていません。

これは本を読むときも一緒。

イギリスの大学院生のときには、
月に100冊くらい本や論文に目を通していました。
もちろん、一語一句読んでいません。
この筆者は何をいいたいのか、
それぞれのChapterやPhraseで
要旨をとらえ、
その後、本当に知りたい、重要なところを
精読するといった感じです。

つまり、
この作業もすばやく
イメージとして大きくとらえています。

まず、「イメージするチカラ」です。

次に、「単語を瞬発的に出すチカラ」です。
当然、言語なので
語彙力がないと
見たり、聞いたりすることができません。

なので、生徒のみんなには
毎日100〜200語の単語帳音読をしてもらっています。
1日10分〜15分で歯磨きと同じです。
まずは21日続けてみてください。
この習慣化は後に大きな差になります。

単語を0.1秒で分かる状態であればOK。

それが、単語帳の約80%わかるようになれば
次の単語帳にレベルアップしましょう。

そして最後に「文を作るチカラ」。
これは文法ではありません。
たくさんの例文が頭に入っているかどうかです。

中高生は本当に文法が好きです。
学校教育の定期テストがそうさせています。
文法中心でやっていても
話すことはできないし、本もよめません。
これは多くの日本人が経験していることです。

文で話せる、書けるようになるためには、
多くのテンプレート(例文)を知っているかです。

話しているときに、意識をしていませんが、
テンプレートをその場に応じて、
言い換えているにすぎません。

知らないフレーズや単語を言うことは
当然不可能です!

以上、この3つのチカラ、つまり

1. イメージするチカラ
2. 単語を瞬発的に出すチカラ
3. 文を作るチカラ

を覚えておいてください。

英語はあくまでもツール。
使えればそれでOKなのです。

それで、これからどうすればいいのか。

それは、
インプット(読む、聞く)と
アウトプット(書く、話す)です。

でも、気をつけて。

Garbage In, Garbage Out. (GIGOと言います)
「ゴミを入れたら、ゴミしか出てこない」

つまり、良質な英語を学べば、
良質な英語を話したり、書いたりできる。
ということ。

さて、何をするべきかは、
具体的には次のブログを読んでくださいね。

一番は、
英語を楽しむことです^^

Mr. Kay